NEC PC-NS600GAWバッテリー交換
師走真っ只中ではありますが今年に入って初投稿です。
2021年も新型コロ助の影響もあり日帰り or 1泊2日でちょくちょく徘徊していたものの、更新がめんどくさくて放置してました(正直)
ちなみに復帰1発目の本記事にバイク要素はありません。
…とまあ、前置きはさておき、我が家のノートパソコンことNEC PC-NS600GAW(以下、本機種)のバッテリー交換について本記事で触れていこうと思う。
■ざっくりまとめ
・バッテリー交換手段は大きく分けて「メーカへ依頼」「自分でバッテリーを取り寄せて交換」の2択
・「バッテリー型番」と「満充電時のバッテリー容量」はコマンドプロンプトでpowercfg /BATTERYREPORTと打てばわかる
・純正バッテリー(PC-VP-WP141)は約10000円~で手に入る
・必要な工具:プラス/マイナスドライバー
・交換の流れ:①バッテリー放電 ②裏面のプラスネジを外す ③配線3箇所を抜く ④マイナスドライバー等でキーボードを剥がす ⑤バッテリー周りの配線/プラスネジを外して交換
戻しは②~⑤を逆の順に実施
■本編
1. はじめに
ノートPCを新品でお迎えして早5年弱、ほぼ毎日のように使っていたからかバッテリーの劣化が著しく、当初バッテリー駆動で6時間持ったはずが昨今では1時間半程でバッテリー切れを起こすようになった。
基本的にリビングと自室を行ったり来たりする程度なので充電ケーブルごと本機種を持ち運べばいい話なのだが、都度持ち運ぶのも面倒なのでバッテリー交換に踏み切る事にした。
2. 交換方法検討・バッテリー型番の調べ方
古いノートPCはバッテリーを簡単に取り外す事が出来たため「自力でバッテリー交換」が主流だったと思われるが、本機種はキーボードを剥がさないとアクセスできないため、保証期間内だったり万が一壊れた際に困る状況なら「メーカへ依頼」が一般的と思われる。
・メーカ(NEC)のバッテリー交換サービスを利用すると28380円~、
メーカへPC本体を送付して作業するため、PCが使えない期間が数日発生する
・自力で交換する場合は純正バッテリー(PC-VP-WP141)代の10000円~、
バッテリー購入さえ終わればいつでも作業可能なため、PCが使えない期間は交換時間帯のみ
と価格差と所要時間と壊れた際のリスクを鑑みた結果、自力で交換するに至った。
ちなみに「バッテリー型番」と「満充電時のバッテリー容量」は
①コマンドプロンプトを開く
②下記コマンド投入し
powercfg /BATTERYREPORT
③バッテリ寿命レポートが出力されたらブラウザ等で開く
C:\Users\xxxx\battery-report.html
④バッテリー型番はNAME、満充電時のバッテリー容量はFULL CHARGE CAPACITYにて確認
※以下キャプチャは交換後のため、DESIGN CAPACITY(設計容量)とイコールであるが、交換前は11678mWhと約1/4まで低下していた
その他項目は下記サイトを見て欲しい(丸投げ)
3. バッテリー交換手順
※あくまで自己流のため、参考にする際は自己責任で※
【事前準備】
バッテリー注文前に下記手順を一通り実施し、自力で交換出来るか判断すること
【交換当日】
①ACアダプタを抜いた後、バッテリー放電を行う
NEC公式サイトに手順掲載あり
②本体裏面のプラスネジを全て外す ※HDD周り除く
③裏面にてキーボード~マザボ間の配線を抜く(3本)
④キーボード側面にマイナスドライバー等を差し込み、爪で留まっているキーボードを順次剥がしていく
・ここが一番難しい
・イメージとしては車の内張りを剥がすような感じ?
・バッテリーの位置はモニター~本体間の接続部(?)に挟まれてるため、マイナスドライバー等を突っ込んで剥がす際に避けるようにしよう
⑤バッテリーの配線(1本)及びプラスネジを外した後、バッテリーを交換
⑥ 逆の手順(⑤→②)で元に戻す
⑦ ACアダプタを接続し、充電開始されることを確認後、電源をONして正常動作することを確認
以上で交換完了です。。。
筆者は約17分で交換出来ました。
4. 後処理
不要となったバッテリーはショートを防ぐためにケーブル端子等を絶縁テープでくるんで絶縁後、
家電量販店等に設置されている「充電式電池リサイクルBOX」に入れると無料で処理できる。
5. 最後に
結果として何事もなく交換が完了したため、費用も時間も節約出来てよかった(こなみ)
筆者は予備PCを持っているため、失敗してもデータさえ復旧できればかまへんか…程度の軽い気持ちで臨んだものの、安全面に倒すなら素直にメーカ送りにして金で安全安心を買うのが一番じゃないですかね(掌クルー)